新卒で教採に見事合格した小学校教諭の一日
僕の友人の一日です。
彼は高校時代の同級生で、バドミントン部の部長でした。
勉強はそこそこ、女子受けがよく、子供好きです。
僕と同じ教育学部(大学は別)ということもあり、いまでも時々連絡を取り合っています。先日帰省した時に、バド部のみんなで食事をしました。「仕事どぉ?」とかふつーに会話が始まるわけですが、聞けば聞くほど教員の勤務実態には驚かされました。(予想はしていたけど)
~ 彼の一日 ~
6:40 家を出発
7:00 出勤
授業準備
雑務
8:20 朝の活動
8:50 授業
12:20 給食
昼休み
13:20 授業
15:20 児童下校
16:00 打ち合わせ
17:00 採点
授業準備
教材研究
雑務
21:30 退勤
22:00 帰宅
(勤務時間 14.5時間)
さて…。
僕も小学校で教育実習をしましたが、児童と関わること以外の部分に時間がとられます。特に新任の場合は授業準備、教材研究はいくら突き詰めてもキリがありません。
さらに、保護者対応、学級通信、学校行事。
子どもの成長に関わることができる非常にやりがいのある仕事ですが、まじめで完璧主義な先生ほど早々に潰れてしまいます。(実際にに1か月や半年で鬱になり休職・退職した新任の先輩を何人か知っています)
どこかで妥協する部分を決めて、自己管理をしなければ教員としての務めを果たすことすら困難になってしまいます。そして、保護者の方の応援やサポートなくしては先生は力を100%発揮できないのです。
ちなみに、給料の話です。
公務員の平均よりも若干高めに設定されているのですが、残業代は出ません。
額面だけ見れば公務員の平均以上で、ボーナス・退職金も充実しているといえますが、それ以上に厳しい勤務実態があります。
「やりがい」が先生たちを支えていると言っても過言ではないでしょう(=゚ω゚)ノ